昔 描いた夢で あたしは別の人間で ジャニス・イアンを 自らと思い込んでいた 現実には本物が居ると 理解っていた ここの所描く夢の あたしはあたしだから 欲望も何も 区別がつかなくなっていた 現実でもほとんど不確かだ あなたの髪を切らなきゃ 真っ黒な其の目があたしの眼に 光を射てば呼吸が出来る 今は還らない影など 全く厭だけれど あなたには殺されても良いわ 手錠をかけたままで あたしに跪いた 独り切りじゃ 泣いてばかりになる為 誰かにそっと 寄り掛かるのであろう あなたはあたしじゃなくちゃ 真っ白なほっぺたに 透き通る小さな雨垂れを 落としてしまう でも泣かないで 今すぐ鍵を開けてあげる あなたには全て許しちゃうわ [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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