アイリス・チャン



アイリス・チャン(Iris Shun-Ru Chang 1968年3月28日生)
 [アメリカ・ジャーナリスト/作家]


 中国系アメリカ人。アメリカ合衆国ニュージャージー州プリンストン生まれ。チャンが2歳の時、一家はイリノイ州シャンペイン・アーバナに転居し、チャンは同地で成長した。

 ユニバーシティ・ラボラトリー・ハイスクールを卒業後、ジャーナリストを志してイリノイ大学ジャーナリズム学部に進み、ジャーナリズムの学士号を得る。AP通信およびシカゴ・トリビューンでの短い勤務の後、ジョンズ・ホプキンス大学の大学院で学び、25歳のとき作家としてデビュー。

 1997年、日中戦争における「南京大虐殺」を扱った『ザ・レイプ・オブ・南京』を刊行。アメリカではワシントン・ポストが紙面で大きく本書を取り上げ、チャンの主張を詳細に紹介した。また、ニューヨーク・タイムズで絶賛され、同紙のベストセラーリストに10週間掲載された。

 『ザ・レイプ・オブ・南京』は、「日本軍が南京で数週間の間に一般市民約26万人から35万人を虐殺し、女性2万人から8万人を強姦した」などと論じたものである。しかし、あまりにも多くの事実誤認や掲載写真の誤りなどがあったため、記述内容の真偽をめぐって物議を醸した。その掲載写真が全て捏造だという批判もある。

 その後チャンは、第二次世界大戦中のフィリピンで日本軍と戦い捕虜になった米軍兵士の過酷な運命(バターン死の行進)に関する作品に取り組んでいた。しかしながらうつ病を患い、入退院を繰り返していた。彼女はカリフォルニア州サンノゼのサニーディルで夫と2歳の息子と暮らしていたが、2004年11月9日の午前9時頃にカリフォルニア州サンタクララ郡の国道17号線、ロスガトスの南で自動車の中で死んでいるのを通行人によって発見された。サンタクララ郡警察は状況証拠からチャンが銃で自分の頭を撃ったものと断定した。後に3通の遺書が見つかっている。遺書の中には、自分がCIAのような米国の政府組織からつけ狙われていて逃げ場所がないゆえの自殺だと断定した記述もあった。

 一方、精神的に追いつめられたチャンが真実を語ることを恐れた者達によって口封じの為に抹殺されたという噂もある。

 2004年11月9日死去(享年36)


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