大辻伺郎



大辻伺郎(おおつじしろう 本名:大辻寿雄 1935年4月3日生)
 [俳優]


 東京都出身。1952年4月9日、漫談家の父・大辻司郎がもく星号墜落事故で死去。これを機に高校を休学し、板前の修業をしていた。1954年、早稲田大学文学部に入学するも、翌1955年に中退し伊志井寛に師事。その後テレビドラマや映画を中心に活躍。脇役や準主役が多いものの抜群の存在感で注目を集めた。その演技力は幅広く、気弱な男から悪の首領、主役を食うほどのヒーロー、時には老婆までを見事に演じ分け怪優と呼ばれた。

 1963年にテレビドラマ『赤いダイヤ』の主演が評判となり、翌年東映で藤田まことにより映画化された。また映画では大映や東映を中心に多くの名作に出演した。1972年には、第1回ベストドレッサー賞(芸能部門)を受賞したものの、次第に仕事が減り、借金を抱えて私生活での乱脈が噂され、同年に胃病で入院する。

 翌1973年5月21日早朝、東京都港区赤坂のホテルオークラ7階の部屋で首吊り自殺した。午前5時頃、知人女性に「おれはだめなんだ。助けてくれ」と電話を入れ、心配した女性がホテルにかけつけたところ自殺した大辻を発見したという。

 生前出演したバラエティ番組内のコントで、奇しくも首吊り自殺寸前の男を演じている。ドラマ『時間ですよ』の中でも首吊り未遂シーンがある。故人の遺志で目はアイバンク、遺体は順天堂大学病院に献体された。

 1973年5月21日死去(享年38)


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