エルヴェ・ギベール



エルヴェ・ギベール(Herve Guibert 1955年12月14日生)
 [フランス・作家/ジャーナリスト/写真家]


 パリ郊外のサン=クルーで生まれる。父は獣医、母は元教員。両親と姉ドミニクとともにパリで暮らす。1973年、高等映画学院(IDHEC)の受験に失敗。大学に登録するも1ヶ月で辞める。ジャーナリストとして『ヴァンタン』『エル』など様々な雑誌と関わる。

 1977年、処女作『死のプロパガンダ』を発表以来、フランス文学の将来を担う気鋭の作家として盛んな創作活動を展開、14年間に17冊の作品を残す。また、写真家として1980年にフォトロマン『シュザンヌとルイーズ』を発表したり、1983年にはパトリス・シェローと映画『傷ついた男』のシナリオを共作したりと、その仕事ぶりは多方面に渡った。1984年、『傷ついた男』がセザール賞の最優秀オリジナル脚本賞に選ばれる。

 1988年、エイズと診断される。1989年、恋人ティエリーのパートナー、クリスチーヌと結婚。1990年に発表した『ぼくの命を救ってくれなかった友へ』で自らエイズ患者であることを告白。病気の進行を詳細に書き記したドキュメンタリー的価値と、不治の病とともにいかに生きるかという問題を抱えて苦闘する作家自身の姿が話題を呼び、本書は世界各国の言語に翻訳され一躍ギベールの名が知られるようになる。

 1991年、誕生日の前日12月13日に大量のジキタリス(猛毒を持つ植物)を服用して自殺を図り病院に運ばれる。その2週間後の27日に運び込まれた病院で帰らぬ人となった。

 1992年1月、病に侵される自身の姿をビデオカメラで撮った映画、『慎み、あるいは慎みのなさ』がTF1(フランスの民間テレビ局)で放送された。

 1991年12月27日死去(享年36)


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