自殺ネット配信

インターネットとウェブカメラがなければ、彼らはその生を全うしただろうか?

2008年11月、米国フロリダ州の男性(19)が致死量以上の薬物3種類を混合して飲み、ベッドに寝転んで衰弱していく姿を、ウェブカメラでリアルタイムに公開。息絶えた瞬間も警察がドアを破って部屋に突入してくるところも「Justin.tv」で生中継され、その後「YouTube」にも投稿されたが、即削除された。それでも1500人ほどが視聴していたという。


また2009年1月には、ポーランドでも27歳の誕生日を迎えた男性がチャットサイト「Interia.pl」にログイン中、ウェブカメラの前で首を吊り、その映像が配信された。警察に通報したのは視聴者。男性は死ぬ数時間前、「誕生日にサプライズがある」と友人らに語っていたという。同様の自殺はインドやイギリスでも発生しており、ある種の現代病と化している。


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