焼きじゃがいも事件


 1984年から朝日新聞大阪本社版日曜版「若い広場」で、独特のユーモアを交えた人生相談コーナー『明るい悩み相談室』の連載を担当していた中島らもが、同連載において「焼きじゃがいもに味噌をつけて食べると死ぬのは事実か?」との投書に「焼きじゃがいもに味噌をつけて食べた大多数の者が高確率でいずれ死に至るのは事実」と回答。読者から朝日新聞社に問い合わせが殺到する騒ぎとなった。

 「焼きじゃがいもに味噌をつけて食べると死ぬと祖母に言われました。本当ですか?」という投書に対して、中島は『本当です。詳しい統計は出ていませんが「焼きじゃがいもに味噌をつけて食べた」ことによる死亡率は、今や癌を抜いて日本人の死亡率の何割かに達しているという説もあります。僕の友人の医者の話ですが、先日往診にいったときにもやはりその実例をみたそうです。患者さんは今年98歳になるおじいさんなのですが、友人が診たときにはすでにご臨終でした。亡くなる前に一言「おのれ、あのとき、わしが12のときに焼きじゃがいもに味噌をつけて食いさえせなんだら死なずにすんだものを」と言い残して逝去されたそうです。これを見ても「焼きじゃがいもに味噌をつけて食べると死ぬ」ということがよくわかりますね。健康のためなら死んでもいい気で健康管理しましょう。』と回答したところ、「好物なのに死ぬのか」「怖い」「冗談に決まっている」と読者から不安と疑問の声が寄せられた。これらの投書に中島は『誰も避けられない』と回答し、火に油を注いだ。これを重くみた朝日新聞社側は事態収束のため焼きじゃがいもに味噌をつけて食べるよう中島に迫り、折れた中島が実際に食して騒動は沈静化することとなった。





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