追悼ドキュメンタリーAV


 1994年、AV女優の大崎ひとみ(20)が、地元の群馬県前橋市で交通事故にあって死亡した。その彼女の死に興味を惹かれた1人のAV監督が、「追悼ドキュメンタリーAV」なる作品を撮っていた。

 大崎ひとみは生前、「SMビデオに出てみたい」と熱望していたが、「雰囲気が合わない」との理由からSM作品に出演させてもらえなかったという。結局、彼女はその夢を叶えることなく、不慮の死をとげてしまった。そんな彼女の無念に応えるため、AV監督のバクシーシ山下が立ち上がり、大崎ひとみの生涯を浮き彫りにする追悼ドキュメンタリーAV『死ぬほどセックスしてみたかった』を制作した。

 その内容が酷い。まずM男優と女王様が大崎ひとみの墓参りに行く。すると女王様が豚肉の血のエキスを墓の上に垂らしていく。そして、墓石を縄や包帯でぐるぐると巻いて縛りつけ、鞭で打ち、蝋燭を垂らすという罰当たりな行為を働く。M男優は全裸で墓の前に四つん這いになるや、女王様から鞭で打たれながら墓に向かって「ひとみさん、SMって、こんなに気持ちのいいもんなんだよ」と叫ぶ。

 墓に対してSM行為をした翌日、AV史上類を見ない大掛かりな撮影を決行。大崎ひとみは成人式の2日後、タクシー乗車中に追突されて亡くなっている。「交通事故にあって亡くなる瞬間の彼女の気持ち」を探るため、市に撮影許可を取った上で道路を封鎖し、事故の再現を開始。スタントマンの運転する助手席にM男優が乗り込み、前方に止まっているもう一台の車に時速60kmで追突。そして、「大崎ひとみさん、僕たちはあなたのことがわかったような気がします」というナレーションが入り終了。

 4ヶ月の制作期間をかけ、多額の制作資金を注ぎ込み、二台の車を大破させてまでして撮った『死ぬほどセックスしてみたかった』だったが、日本ビデオ倫理協会の審査にはねられ、お蔵入りしてしまったのである。その後、制作に携わった人物に次々と不幸が降りかかったという。


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