オーティス・レディング自家用飛行機墜落事故



オーティス・レディング自家用飛行機墜落事故(1967年12月10日発生)
 [ソウル歌手のオーティス・レディングの自家用飛行機が墜落事故を起こし、オーティスを含む搭乗していた7人が死亡する悲劇となった。]


 1967年12月10日、オーティス・レディングとバーケイズのメンバー5人、マネージャー及びパイロットの8名の乗った双発機(ビーチクラフトモデル18)が、次の公演地であるウィスコンシン州マディソンに向かう途中、濃霧で滑走路を見失い近くのモノナ湖に墜落した。バーケイズは、1965年ごろにテネシー州メンフィスで結成されたアメリカのファンク・バンドで、今夏からオーティスの専属バックバンドとして活動を始めたばかりであった。

 この事故でオーティス、マネージャーとパイロット、バーケイズ【ジミー・キング(1949年6月8日生、ギター)、ロニー・コールドウェル(1948年生、電気オルガン)、ファロン・ジョーンズ(1949年生、サックス)、カール・カニンガム(1949年生、ドラム)】の7名が死亡し、トランペットのベン・コーリーだけ一命をとりとめた。

 その後ベン・コーリーと偶然飛行機に乗り遅れたジェームス・アレキサンダーがバンドを再建。1970年代から1980年代にソウル・チャートで多くのファンク・ヒットを放った。


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