マンションの高層階(6階以上)に住む子供は低層階(5階以下)に住む子供に比べて自立が遅いという調査結果があります。 東京大学医学部が高層マンションに住む6才以下の子供を対象にアンケートを行った結果、自分で洋服を着る事が出来ると答えた子供が低層階では79%だったのに対し、高層階では48%でした。 同様に自分で靴が履けると答えた子供は、低層階では82%だったのに対し、高層階では48%にとどまりました。 調査項目は11に及びましたが、その全ての項目で、高層階に住む子供は低層階に住む子供よりも低くなりました。 これは高層階に住む子供ほど外出する機会が少なく、親の干渉を受けやすいためだと考えられています。 イギリスでも1970年代に同様の調査が行われ、マンションの高層階に住んでいる親子は心身症になりやすいという傾向が判明していました。 イギリス政府はこの調査結果を受けて公営の高層住宅の建設をストップし、2人以上子供がいる家族には庭のある家を斡旋しました。 高層マンションは大人にも微妙な心理的影響を与えます。 10階以上の高層階を選ぶ人は上昇志向が強く、周りを見下す傾向があるようです。 また、好き嫌いが激しく、隣人との付き合いを避けたがるという特徴も指摘されています。 高層階に住んでいると無意識のうちにストレスが溜まるため、イライラしたり情緒不安定になる人も多いはずです。 設備が整っていて景色も美しい高層マンションですが、必ずしも人に優しいとは言えないようです。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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